助走ゼロで宙を舞う、
キャストボムのワークショップ。
台に手をついた支持から、脚の振りだけでバク宙 ── パルクールらしさの詰まった技「キャストボム」。
大型ピットのある環境で集中して習得するワークショップです。次回の最速告知はInstagramで。
このワークショップは終了しました。次回の開催の最速告知はInstagram(@pk_guild1)のストーリーズです。まずはフォローを。あわせて公式LINEに「キャストWS 次回希望」と送っていただければ、開催決定時に個別にご案内します。
「その場から回れる」は、
思っているより武器になる。
キャストボムは、台に両手をついた腕支持──鉄棒でいう「つばめ」の姿勢──から、脚の振りだけで体を浮かせ、台を向いたまま後方宙返りする技です。助走も踏切もいらないので、障害物の上や狭い場所からでも繰り出せる──パルクールの実戦環境と相性抜群の、見栄えと実用を兼ねた一手です。
このワークショップでは、着地を完全に受け止める大型ピットマット(5m×6m)のある環境で、キャストボムの習得に70分間集中します。講師はうめコーチ。反動の作り方から回転、着地まで、一人ひとりのレベルに合わせて段階的に組み立てます。
鍵は回転力ではなく、
「振り」の使い方。
バク宙は普通、助走やその場ジャンプの沈み込みで回転の力を作ります。キャストボムが面白いのは、その力を「支持からの脚の振り」で作ること。器械体操では、支持姿勢から脚の振りで体を持ち上げる動きを「キャスト」と呼びます。キャストボムは、その振りの勢いと腕で台を押す力を合わせて体を浮かせ、台を向いたまま後方に回る──脚で地面を蹴らずに宙返りする、力の源がまったく別物の技です。
- 助走がいらない ── 静止状態から繰り出せるため、フローの途中でも、狭い足場からでも使えます。「どこでも回れる」に近づく技です
- 独学が難しい ── 振りのタイミングと体の反りの連動は、感覚がつかめるまで補助と安全な着地環境が必須です。硬い床での見よう見まねは推奨できません
- ピットなら試行回数で勝てる ── 5m×6mの大型ピットに向かって跳べば、失敗はただの1回の練習です。70分で積める挑戦の数が、そのまま習得の速さになります
力の原理は「振り子」です。鉄棒の振りが体を高く持ち上げるように、キャストボムは腕支持のまま振った脚の勢いを、台を押し離す一瞬で「体を浮かせて後方に回す力」に変換します。筋力で無理やり回る技ではなく、タイミングの技──だから、体の小さい人でも正しい手順なら回れるようになります。
バク宙系の技の考え方はバク転完全ガイドでも解説しています。予習にどうぞ。
1秒ちょっとの技を、
6つに割って理解する。
キャストボムは一瞬の技ですが、分解すると6つの局面でできています。どこでつまずいているかを言葉にできると、上達は一気に速くなります。
この6局面のうち、独学で安全に練習できるのは01と02(支持と振り)だけです。03以降は「失敗しても安全な環境」と「外から見てくれる目」がないと、練習そのものが成立しません。それが次の章の話です。
キャストボムを独学しては
いけない理由。
はっきり書きます。キャストボムは、硬い床の上で見よう見まねで挑戦してよい技ではありません。台の上=高さのある場所から、後方に回る技だからです。よくある失敗は3パターンあります。
- 回転不足 ── いちばん危険 ── 振りと押し離しのタイミングがずれると浮きが足りず、回転の途中で落ちます。後方回転の回転不足は頭や首から落ちるリスクに直結する、絶対に床の上で起こしてはいけない失敗です
- 台に寄りすぎて接触 ── 押し離しが弱い・方向がずれると、浮きが台に寄り、脚や背中が台の縁に当たります。台との距離の管理は、自分では意外なほど分かりません
- 開きの早すぎ・遅すぎ ── 尻もちや膝への衝撃につながります。軽症で済むことが多い失敗ですが、恐怖心が積み重なると体が固まり、①の回転不足を誘発します
重要なのは、この3つが「気をつければ防げる」ものではないということ。どれもタイミングの誤差で起きるので、習得の過程で必ず何度も起こります。だから問いは「失敗しないか」ではなく、「失敗したとき、何が受け止めてくれるか」です。
安全な環境と指導者は、何をしてくれるのか
- 大型ピットマット(5m×6m) ── 上の3つの失敗すべてを無傷の「ただの1回」に変えます。失敗のコストがゼロになると挑戦の回数が増え、回数が増えるとタイミングは必ず合ってきます。ピットは安全装置であると同時に、上達の加速装置です
- コーチの補助 ── 押し離しの瞬間に腰を支えて回転を助け、「回れる感覚」を先に体へ教えます。恐怖で体が固まる前に成功体験を作れるのは、補助だけの芸当です
- コーチの目 ── 振りと押し離しのズレは、本人にはまったく見えません。「押すのが早い」「浮く前に回ろうとしている」──外からの一言が、独学なら何十回もかかる修正を1回で終わらせます
今回のワークショップは、この3つ──ピット・補助・コーチの目──を全部そろえた70分です。逆に言えば、この環境なしでキャストボムに挑むことは、私たちは指導者としておすすめしません。
70分で、
ここまで持っていく。
※内容は当日の参加者のレベルに合わせて調整されます。
前回の
開催概要。
当日の様子をInstagramのリールにまとめました。バーを使った「振り」から、キャストボムが回る瞬間まで──70分の中身を映像でご覧ください。
REEL ── キャストボムWS 8/10再生 ›
次回も同様の形式・料金帯での開催を予定しています(時期・内容・料金は変更になる場合があります)。
参加前の疑問に、
答えます。
キャストボムとバク宙、どちらが難しいですか?
難しさの種類が違います。バク宙は「沈み込みで跳ぶ力」、キャストボムは「振りのタイミング」が核心です。筋力よりタイミングの技なので、バク宙が苦手でもキャストボムが先にハマる人もいます。だからこそ、ワークショップで技の入り口を体験する価値があります。
バク宙ができなくても参加できますか?
参加できます。振りのドリルとピット・補助を使って、レベルに合わせて段階的に進めます。ご不安な場合は、申込み時に現在できる技(バク転・バク宙の経験など)をLINEでお知らせください。コーチが見立てをお伝えします。
会員ではありませんが参加できますか?
参加できます(前回実績: 非会員4,000円)。次回の案内は公式LINEに「キャストWS 次回希望」と送ってください。
持ち物は何が必要ですか?
動きやすい服装と飲み物があれば大丈夫です。ご不明な点は申込み時にLINEでお尋ねください。
当日中に回れなかったら?
大技の習得は試行の積み重ねです。WSで掴んだ「振り」の感覚と練習の道筋は、その後のフリトレ(火・水・金 20:00〜22:00)で継続して磨けます。
Instagramが最速。 WSの開催情報は、いつもInstagramのストーリーズで最初に告知しています。フォローして見逃しゼロに。LINEで「キャストWS 次回希望」と送っていただければ、個別の先行案内もお届けします。